「大丈夫」親の言葉が子の力に

 年内余日なく、この1年はどんな年だったでしょうか。今日はスネイルズは冬休みで誰もいませんが、子どもたち一人ひとりの顔が浮かびます。目標を見つけ何かに取り組んだ子、自分のペースで学校の別室登校に挑戦した子、スネイルズを継続利用した子、それぞれの2021年でした。中学受験に合格した知らせも入りました。12月には保護者の方とクリスマスオーナメント作りを行いました。ステンドグラスで作ったオーナメントはとても綺麗でした。
 さて、昨日不登校新聞を読み返していた時、「親に大丈夫と言ってもらえた子どもは本当に大丈夫になっていく」と、ある心理カウンセラーが言っている記事が目に留まりました。親から信頼された子どもは自信を回復し、ときが熟せば、安心してライフワークを見つけに一歩を踏み出していくのだと書いてありました。しかし、将来を考えると「どうしよう」と不安が押し寄せてくることがありますね。そんなとき親としてできることがあります。今日1日、親子で楽しい会話ができたかな?と思い返すようにしてみるのはどうですか?子どもが「学校へ行く、行かない」は、ちょっと脇に置いて「今」という視点を手放さずにいてほしいと思います。不安になった時ほど、いったん立ち止まって、「今」という瞬間を振り返ってみてほしいです。そして「大丈夫」と心から伝えましょう。
「大丈夫、私がついているから」

 最後に、今年1年を無事に終えることができましたのも、皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。来年もより子どもたちの気持ちに寄り添ったスペースであるようスタッフ一同努めてまいります。2022年がみなさまにとって良い一年になりますように。良い年をお迎えください。年始は1月7日から開設予定です。
 

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