困りきる前に相談を

 寒くなってきました。コロナ感染拡大第6波という言葉などを聞くと不安な気持ちになりますが、「withコロナ」で引き続き感染対策をとっていきましょう。
 さて、フリースペーススネイルズとともに当施設では河村小児科の不登校外来というものがあります。「子どもにどういう対応をしたらよいのかわからない」「子どもと何を話してよいかわからない」など相談の内容は様々です。中には子どもたちが元気になる前に、親や周囲が先回りしすぎて行動を起こしてしまいかえって子どもの回復を遅らせてしまうこともあります。知らず知らずのうちの行動ということもありますが、親御さん自身が疲弊される前に物事の視点や考え方を切り替えることが子どもたちのために重要なことです。誰かに話しを聞いてもらい気持ちの整理のヒントを集めることは親の支えになるのではないでしょうか?相談を重ねる中で、「子どもが学校へ行かなくてよい」と決めるのではなく、子どもを無理やりにどうこうしないで、意志を尊重すると「腹を決める」ことが大切だと気付くことがあると思います。フリースペースに来る子どもたちも、少しづつ元気を回復してくれています。目標や進路を見つけ、鉛筆の跡が手につくほど熱中して机に向かう姿が見れるようになった子もいます。親も子もたくさんの失敗を繰り返しながら自分なりの答えを見つけていきましょう。誰かと比べる必要はありません。

 

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