子どもの話を聞く

  新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」。国内外で子どもの感染者の急増が報告されています。重症化は少ないとされていますが軽視は禁物ですね。そんな中ではありますが、受験シーズンの到来です。ここスネイルズにも中学校や高校の受験合格の知らせが届いています。合格証書を手にした子どもたちの表情は希望に満ちあふれています。子どもたちのそばにいると子どもたちの表情の変化が見えます。子どもたちはとても良い表情を見せてくれます。元気を取り戻す時間や場所が子どもたちには必要なのだと改めて感じています。

 子どもが元気を取り戻す方法の一つに「子どもの話を聞く」ということがあります。子どもは不安を感じると「甘える」という形でサインを発します。親にベタベタするなども甘えのサインです。そして「話を聞いて」と求めてくること、これも甘えのサインです。子どもの話を聞くときに大事なことは何かご存じですか?それは「子どもが話したいときに、そのタイミングで聞く」ということです。話しかけてきた「そのときに聞く」ことが大事です。とくに思春期の子の場合は、「あとで」と言っても、子どもはあとには話をしてくれません。子どもが「話がある」と切り出したときは、どんなに忙しくても手を止めて、その時に耳を傾けましょう。子どもの不安に気付けるチャンスです。そして子どもが話しかけてこず、子どもが何を考えているのかわからないという場合は雑談や対話をしましょう。雑談や対話は誰にとっても必要な時間です。無理はせず空いた時間に否定せずに聞く、「できる範囲」で「聞く子育て」を実践して子どもの様子を見てみるのはいかがでしょうか?また話をしてくれない子どもに対しては、本人が楽しんでいる動画やゲームを横で並んで見るだけでも効果的。わが子に合った接し方で子どもに寄り添っていきましょう。

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