孤独・孤立対策

 新型コロナウイルスの感染拡大で深刻化し、自殺の背景にもなっていると指摘される「孤独・孤立」の問題について、政府は8日、初の実態調査結果を公表しました。4.5%の人が常に孤独感を抱えているとの結果で、多くの若者が孤独感を覚えていることも明らかになりました。
 暖かな日差しや新しい制服を身にまとう学生の姿。新学期、新年度を前向きに頑張っていきたいところですが、気持ちが沈みこんでいる人にとって春は、周囲の華やぎと自分の間にギャップを強く感じてしまい、疎外感や孤独感が深まる人がいるというのも事実です。季節の境目は行事も多いことから心身ともに負荷がかかりメンタルの不調を訴える人も少なくありません。どんなにがんばっても自分だけではどうしようもない状況に追い込まれるときは、誰にでもあります。内閣官房孤独・孤立対策室が運営する「あなたはひとりじゃない」というウエブサイトをご覧になったことはありますか。これは自動応答によるチャットボットにより、約150の支援制度や相談窓口の中から利用者の悩みに応じたものを案内する機能を搭載しており、18歳以下に向けたページや体験談も紹介されています。体験談に励まされることもあります。興味のある方はウエブサイトを訪ねてみてください。

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