変わる高校入試

 広島県では2023年春から公立高校の入試が大きく変わります。2月上旬の推薦入試(選抜Ⅰ)を廃止し、3月上旬の一般入試(選抜Ⅱ)と統合。調査書(内申書)は簡素化され、全ての受験生に自身をアピールしてもらう「自己表現」を新たに導入する方針です。自分はこんな人間なんだということを制限時間の5分以内で自由に表現します。この自己表現には正解や不正解はなく、話したいことをあらかじめ動画で撮影し、30秒以内であれば、それを見せることもできるようです。また、新しいい入試制度のポイントとして調査書を簡素化するため欠席日数などは明記されない見通しです。「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力を養う力」が問われます。
 4月18日発行の中国新聞【変わる高校入試】の記事には、「これからの時代は他人の物差しで自分の幸せを測るのではなく、自分の行く道は自分で決めていかないといけません。それにはやはり好きなことを大切にしてほしいと思います。」としめくくられていました。初年度は手探り状態となることが予測されますが、子どもたちはどんな自己表現をするのでしょうか?

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